花咲ガニ 稚ガニ約9万匹を放流 北海道・根室【毎日新聞2018年5月2日】

放流された花咲ガニの稚ガニ=北海道根室市友知海岸で2018年5月1日、本間浩昭撮影
 北海道・根室半島の特産・花咲ガニの資源増大を図るため、根室市水産研究所は1日、甲長約2ミリまで育てた稚ガニ約9万匹を半島の太平洋岸の磯に今年初めて放流した。7日までに過去最多の計38万匹を放流する。

 今回放されるのは、昨年6月に特別採捕した抱卵雌80匹から卵をかえし、約2カ月半育てた稚ガニ。以前は生残率が2割程度だったが、研究の積み重ねにより8割を超えるまで向上して放流数増に結びついた。順調に生育すれば、雄は5年後、雌は8年後に漁獲が可能なサイズにまで成長する。

 工藤良二・研究所次長は「近年は低水準の漁獲が続いている花咲ガニだが、大量放流を継続して沿岸資源の底上げを図りたい。将来的には130万匹の稚ガニを半島の海岸一帯にまきたい」と話している。【本間浩昭】
https://mainichi.jp/articles/20180502/k00/00e/040/217000c

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