親ウナギ、遠州灘に放流 浜名湖地区水産振興協【静岡新聞アットエス2019年11月2日】

資源回復を目指し、親ウナギを放流する関係者=1日午後、浜松市沖(代表撮影)
 浜松市と湖西市、地元漁協でつくる浜名湖地区水産振興協議会などは1日、親ウナギ229匹(101・2キロ)を遠州灘に放流した。絶滅が危惧されるニホンウナギの資源回復が目的で、年内にあと2回放流する。
 強い風が吹く中、関係者約20人が漁船2隻に乗って浜松市西区の舞阪漁港を出発し、約2キロ沖合で体長60センチ前後のウナギを次々と放した。ウナギは約2千キロ離れたマリアナ諸島付近まで南下して産卵。ふ化した稚魚が1年後、黒潮に乗って日本沿岸に戻ってくると期待される。
 実務を担当する浜名湖発親うなぎ放流連絡会の加茂仙一郎会長は「昨年は過去最多の420キロを放流した。今年も同じぐらい集めたい」と話した。
 同協議会などは毎年、浜名湖の天然ウナギを市場で買って放流している。購入資金に充てるため、インターネットを利用したクラウドファンディングを実施。今年は32人から計33万6千円が集まったという。
https://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/700755.html
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