大きくおいしく育って 筑後川で園児らウナギ放流【佐賀新聞LiVE2019年11月16日】

成長を願いながらウナギを放流する子どもたち=みやき町江口の筑後川

 漁業資源の維持・増加を目指したウナギの放流が14日、神埼市とみやき町の筑後川で実施された。関係市町や漁協関係者、地元の園児らがウナギを川に放し、漁獲量増加を願った。

 ウナギの放流は内水面漁業の振興を図ろうと、県が1974年から実施している。2カ所のうち、みやき町江口の放流場所では、県が進める「さがっ子リレー放流事業」の一環として、町内のさくらの杜保育園(田中康博園長)の年長児53人も参加した。

 園児たちは、体長約30センチのウナギが入ったバケツを持って川岸に行き、「大きくなれよ」などと声を掛けながら放流。「ヌルヌルしてる」などと歓声を上げながら、成長して戻ってくることを願っていた。初めてウナギに触れたという田中健誠(けんせい)君(6)は「ウナギは大好き。早く大きくなってほしい」と笑顔を見せた。

 筑後川では1983年のピーク時に年間29トンの水揚げがあったが、2014年には年間1トンまで落ち込んだ。放流したウナギは2~3年で漁獲できるサイズまで育つという。
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/454322
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